舌と耳の訓練

今でも英語学習を続けているのだが、最近はもっぱら音に注力している。聴くことは前々からやっていたが、最近は発音を学んでいる。
それで気がついたのは、学校で教わる英語で発音の訓練なんてなかったよな、ということ。いざきちんと学んでみると、英語で使う音の種類、発音記号の知識、音節とアクセント、ネイティブが省略しがちな音などなど、それをきちんと押さえているかどうかで学習効率に大きな違いをもたらすであろう情報が多くて、学校でこれを教えないのは意図的に遠回りな学習をさせているんじゃないかとも思えてくる。

そんなわけで今やっている本がこれ:

English Pronunciation in Use Intermediate with Answers, Audio CDs and CD-ROM

English Pronunciation in Use Intermediate with Answers, Audio CDs and CD-ROM


基本的にイギリス英語なので、「can't」の発音が「カーント」な感じなのだが、アメリカを含む他の英語圏で発音が違う音については一応注意書きがついている。
見開きの2ページで1ユニットで、左ページが解説、右ページがエクササイズ、全部で60ユニットある。ユニットの内訳は、「音」「音節・文」「会話」の各レベルで20ユニットずつとなっている。
解説も簡単に発音のポイントが書いてあって、「あとは、聴いて真似してみいや」ぐらいのものでしかないので、とっつきやすい。理屈よりも実践重視の本。


英語の基本的な音についての日本人向けの情報はこちらの本も参考になる。

単語耳 英単語八千を一生忘れない「完全な英語耳」 理論編+実践編Lv.1

単語耳 英単語八千を一生忘れない「完全な英語耳」 理論編+実践編Lv.1


この本もまた鍛錬重視の本。