Amazon Echoの感想
いわゆるスマートスピーカーのAmazon Echoを入手したので、試している。
とりあえず明日の天気とニュースを聞いた。 ニュースはNHKの○時のニュース一回分を流すようなものだった。 ニュースをダラダラ垂れ流すニュースチャンネルのようなものを期待していたが、そういうものではなかった。 探せばそういうアプリ(スキル?)もあるのかもしれない。
試しに「近くのラーメン屋教えて」と言ったところ、「Echoのある場所が設定されてないので(Amazonに)登録されている住所から探すわー」みたいなことわりを述べてから、以前住んでいた京都の住所の近くのお店を何軒か挙げてくれた。 ちなみに高倉二条と一蘭などだった。 単純にアプリに設定されている住所だけでなく、サービス自体に登録されている住所まで使って何かしら意味のある情報を返そうとするのは丁寧に作ってる印象を受けた。
その後、今の住所を設定してから近くのラーメン屋やら喫茶店やらを聞いた。 お店の名前の読み方があやしいところもありカタコトっぽくなるのはちょっと微笑ましい。
次に音楽をかけてみようと思って試しに「Alexa、ペルソナ5をかけて」と言ってみたら、「アトラスサウンドチームのアルバム、ペルソナ5オリジナルサウンドトラックを再生します」と喋ったのち、アルバムの再生が始まった。 意外と低音が出る。
これだけの文言で音楽を再生してほしいという要望と、かけてほしいアルバムを正しく選んでくれるというのは、事前に想像していたよりもだいぶ気持ちのよい体験だった。 音量を下げたいなと思ったので試しに「Alexa、音量下げて」と言ってみたところ、音量が下がった。 「Alexa、次の曲」と言うと、再生中の曲が止まり別の曲が始まった。 言葉を発するだけで意図した結果が得られることのうれしさがじわじわと実感として高まってくる。
こちらが「Alexa」と声を発すると、再生している音のボリュームがグッと下がる。 もちろんEcho自体も自身の発する音が聞き取りの妨げになるというのもあるだろうが、再生音を下げることが「聞いてまっせ」というAlexaからユーザーへのシグナルにもなっていて、ユーザーが続いて声を発するのを促しているようで、ユーザーにとって自然に思えるやり取りになるよう考えられて作られてるように思った。
とりあえず初日はこんなところ。