Googleマップのストリートビューは楽しいけど

アメリカでは物議をかもしているっぽいGoogleマップストリートビューが日本の一部の都市に対応したということで、さわってみた。

マップ上にある「ストリートビュー」を押すと、ストリートビューに対応した部分の道路が青くなり、人型のピンを移動するとその部分の風景がポップアップに映し出される。その写真の中をクリックしたり矢印キーを使うなどして移動や視点変更をする。

はじめて写真を表示してみたときは、地図という神の視点から日常の視点に切り替わる感覚が新鮮で、うろついたり視点をグリグリと変更するのが単純に面白かった。ちなみにストリートビューで見れるものはこんな感じ:

この写真のように、ストリートビューの写真には人がたくさん写っている部分もある。ここに写っている人たちは知らないうちに撮影されたわけで、見られて困ることをしているわけではないにせよ、気分のいいものではないと思う。写されちゃった人がGoogleに文句を言ったとしても無理はない。顔の部分だけぼかすという処置をほどこしているけれど、近所の人だったらおおよそ見当がついてしまうだろう。

スカートを下から撮影するのは犯罪でも、道路を走る車から適当にパシャパシャやるのは少なくとも犯罪にはならないんでしょうね。じゃないとさすがにやらないか。


おもしろい機能なんだけど、使っていてちょびっと悪いことしている気分になる。でもおもしろいから使っちゃう。困ったもんだ。別の位置から撮影した写真と組み合わせて人だけを消し去るなんて器用な芸当は難しいのかな。
それはそれでゴーストタウンみたいになって不気味か。