Rails of Ruby on Rails

本屋をぶらついていると、たいぶ数が増えてきたRails本にまぎれて一冊毛色の違うのがまざっていた。

Rails of Ruby on Rails ~Case of LOCUSANDWONDERS.COM~

Rails of Ruby on Rails ~Case of LOCUSANDWONDERS.COM~

本書の内容は、Webデザイナーのような自分ではコードを書かない人を意識したRailsの紹介で、ブログとショッピングサイトをRailsで作る手順の解説と、Webサイトに絡んで仕事をしている人々(開発者ではない)へのインタビューで構成されている。

黒地に白文字で書かれたプログラミングの本もあまり例を見ないが、レイアウトもまた変わっている。ページの外側三分の一が文章のスペースで、内側三分の二は写真とコードが掲載されている。ページの端から端までびっしり詰まったテキストとくらべるとだいぶ読みやすいような気がする。このフォーマットが流行ってくれないかとちょっと思う。あと、コードの修正箇所だけ背景色がちょっと明るめになっていてわかりやすくなっているのも気がきいている。O'Reillyにはちょっと見習ってほしいところ・・・。