論理学をつくる

論理学をつくる

論理学をつくる

記号論理の体系を組み立てながら論理学の考え方を学べる本。単純な論理体系から始めて,その論理体系で表現できない対象を取り上げ,その対象を取り扱えるように論理体系を拡張する,ということを繰り返していく中で論理学の考え方を体験的に味わえるようになっている。

シンプルなものからはじめて「必要に迫られて仕方なく」という理由をつけながら話を展開していくことで,話が納得しやすいものになっていて,数学なんかもこんな感じでできないのかなぁと思ってしまう。