横綱 vs. 精神科医

情報番組では最近、朝青龍に関する出来事を報告するのが定番ネタになっている。

角界となんの関係もない大多数の人にとっては興味もなければどうでもいい出来事なんだけど、そこに登場する「精神科医」なる職業には興味がちょっと沸いた。今日で5人目らしいのだが、かわるがわる朝青龍を訪問してはマスコミの前で病名を発表するというのが恒例行事となりつつある。しかも出てくる人ごとに病名が違う。

病名はみんな異なるわりに、朝青龍の様子についての記述はみんな同じなのだ。


「しゃべってくれない」


そりゃそうだろう。頼んでもいないのに勝手に自分の部屋に入ってきて自分の内面についてあれこれ探ろうとする人に、誰が喜んでベラベラ話すというのか。むしろ朝青龍のほうがまともで、精神科医たちのほうが病んでいるように見えてしまう。


朝青龍の態度は、子供っぽいところはあるにせよ、異常とは言えないような。自分に何もしゃべってくれない人に適当な病名をつけてマスコミの前で発表できる精神の方がよっぽど病んでないか? 他人が全て病んでいるように見える症状に適当な病名をつけてやれば精神科医も立派な病人かと。



もう、コントにしか見えない。