レイトン教授と不思議な町

レイトン教授と不思議な町(特典無し)

レイトン教授と不思議な町(特典無し)

昔から書籍として売られていた「頭の体操」をNintendo DSでゲーム化したものだ。とはいっても頭の体操の問題を集めただけではなく、ストーリーの中で問題が提示されて、それを解くことで話が進むという作りになっている。ゲームの開発元はドラゴンクエスト8を開発したレベルファイブだ。何かの広告で「RPG制作集団」という、RPGはもう食い飽きた感のある僕にとっては何とも訴求力の乏しいキャッチコピーを使っていたが、こんなものも作るんだとちょっぴり感心した。なにより我が故郷の福岡にある会社っちゅうことでささやかながら応援しております。ROGUE GALAXYにも手を出そうとしたけれど、最近はRPGをやってる時間もないのでこちらは断念しましたが・・・。ともかく、今後も良質なゲームを出してくれると期待してます。

出される問題のレベルを難しいと感じるか易しいと感じるかは人によってだいぶ違ってくるんじゃないかと思う。平成教育委員会をよく見る人には馴染みの問題も多いので、比較的楽に解けるだろう。ゲーム中に出てくる問題は120問あるらしいが、僕は117問解いたことになっている。あと3問・・・。その微妙さが腹立たしい。ゲーム中にある条件を満たすと遊べる問題が追加されるのだが、全問解くことで追加される問題もあるので気が向いたときにでもコンプリートを目指してみようかと思う。あと、新しい問題をダウンロードできたりもするらしい。ストーリーの方は、見た目の絵柄のほのぼのさとは裏腹に悲しみを帯びてくる。が、詳しい話はネタバレになるのでパスしとこう。


余談だけど、ゲーム起動時にActimagineという会社のロゴが表示される。この会社の名前には見覚えがあったので、最初見た時は「おっ」と思った。確かフランスの会社で、任天堂に動画圧縮の技術を提供するというニュースをネットのニュースで以前読んだことがあった。で、実際ゲームの中でアニメーションが出てくるので、おそらくそこにこの会社の技術が使われているんだろうね。

ゲームの冒頭に名前が出るといい宣伝になるんだろうけど、どの程度の効果があるんだろう。一般的なプレイヤーはそんなところには気にも留めないだろうし、ゲームで使われている動画技術に興味があるならゲーム冒頭で宣伝しなくても自分で調べるだろうし。ああ、でも会社の名前が一般の人でも見覚えのあるものになれば商談がやりやすくなったりはするのかな。