ナチュラルインプット

日本語のテキストを入力するとき、漢字変換前にCtrl+Hで一文字削除できるのでその操作を当たり前のように使うようになっているのだが、新しく購入したパソコンのWordでそれをやると置換ダイアログボックスが出てきた。WordでCtrl+Hを押すと置換ダイアログボックスが出てくるのは知っていたが、たしか以前のWordでは日本語入力時の漢字変換中にはCtrl+Hで一文字削除できていた。日本語入力中のCtrl+Hはほとんど反射的にやってしまう操作なので、Wordで日本語入力中に何度も押してしまい、そのたびに置換ダイアログボックスが出てきてムキー!!!

どうも、ナチュラルインプットなるものの仕業で、Office XPで導入されたものらしい。入力方式をナチュラルインプットからIMEスタンダードに切り替えたらCtrl+Hで漢字変換前の文字を削除できるようになった。ほかにも日本語入力中にCtrl+Tで半角アルファベットに変換するというショートカットも頻繁に使っていたのだが、ナチュラルインプットではこれもできなくなっていた。

このナチュラルインプットというのもテキスト入力や編集をより快適なものにするために導入されたんだろうけど、今までの操作方法になれてしまっているとちょっと迷惑だったりもする。また、時間的に効率の良い入力方法というのは得てしてナチュラルじゃなかったりもする。