Vagrantを使ってみた

きっかけはChef-Solo

サーバのセットアップの手間を削減すべく、伊藤直也さん著のChef-Soloの本http://tatsu-zine.com/books/chef-soloを読み始めた。

Chef-Soloは以前少し使ったことがあるので、どういう道具なのかはなんとなく把握しているのだが、試行錯誤をして期待通りの動作になって満足した程度で、人に説明できるほどでもない。そんなところにこの本が登場したので、さっそくポチらせてもらった次第だ。

Vagrant

この本はVagrantを使った仮想環境構築の方法にも触れられていて、Chef-Soloを試すのに使用している。Vagrantも最近気になっていたので、これまたぼくにとってタイムリーだった。

この本にあるとおりにVagrantをgemでインストールしてCentOSの環境を作り、実行、ログイン、終了と、ひと通り動かしてみた。

これまでVMWare等のGUIでの仮想環境は使っていた。 Vagrantは仮想環境の操作がCUIになっただけで、できることに違いはないと言えばないけれど、コマンドラインから仮想環境を起動し、そこにsshでログインし、いろいろいじったものをコマンド一つでリセットできたり、というのは、思いのほか手軽さと心地よさを覚えた。

gemによるインストール方法は終了している

ひと通り動かしてみた後で公式サイトhttp://www.vagrantup.com/を訪れた。

このサイトのInstallationのページに、gemによるインストール方法は1.0.x系で終了しているっぽい記述があった。実際手元の環境でvagrant --versionとすると1.0.7と出た。そして、インストーラのダウンロードページhttp://downloads.vagrantup.com/を開くと、最新のバージョンは1.1.4だった。

そんなわけで、あらためてインストーラでVagrantの1.1.4を入れ直した。