Javaのダイエット本

軽快なJava―Better,Faster,Lighter Java

軽快なJava―Better,Faster,Lighter Java

Javaプログラムの現実的な作り方を学びたいと思って「軽快なJava」という本を読んでみた。次のような5つの指針をあげて好ましいJavaプログラムの作り方について説明している。

  • あらゆるものはシンプルに
  • ひとつのモジュールはひとつのことだけをする
  • モジュールの透明性を保つ
  • 楽に拡張できるようにする
  • 採用する技術はよく考えて

そして、好ましい作りの例としてHibernateとSpringを取り上げている。要するにサブシステム間の依存性を減らすためのテクニックをコンパクトに紹介している本。


EJBというものが、複雑で押し付けがましく扱いづらいものであり使わないのが最良の利用法である、ということを何度も語っている。この本の著者はEJBでよっぽど嫌な思いをしたんだろうな。CORBAのことも大嫌いのようです。